古紙回収・リサイクルのトップを走る株式会社宮崎

会長×社長対談
 
 
 
 
慎吾社長/
会長が我社を設立した時は、世の中に環境問題やリサイクルといった言葉があまり無い時代でした。次第に地球規模で環境問題への意識が高まる様になり、現在では当たり前のようにリサイクルの言葉が浸透し、あらゆるところで資源の有効活用への取り組みが行われております。それに伴い多くの方々が我社の業務に深い関心を示していただけるようになり、今ではリサイクル業界をリードする企業として大きく発展いたしました。設立者である会長は、約半世紀にわたる㈱宮崎の成長についていかがお考えですか。
愼也会長/
長い歴史のなかで、もちろん全てが順風満帆だったわけではありません。それでも社訓にある“永遠に前進”の精神を忘れることなく、いつなんどきでも邁進してきたことは確かです。ここまで成長したのも、優秀な人材と社員の力があったからです。設立当初から私は自分のアイデアをカタチにするべく東奔西走しておりましたので、落ち着いて社内に腰を下ろしていることはありませんでした。そんな際、安心して任せられる有能なブレーンに恵まれたことも幸運でした。また中部エリアのみならず、関東、関西、九州へ進出できたのも、素晴らしい人材に巡り会うことができたからだと実感しております。
慎吾社長/
会長は、時にワンマンと呼ばれることもありましたが、私はそれを独裁的な意味として捉えてはおりませんでした。良い意味でのワンマンとは“社の方針を標榜したうえで、社員を信用し彼らに仕事を託すことに長けている人物”ではないかと思っていますし、実際に会長は新しいプロジェクトに取り掛かる際も、軌道に乗ったあとは社員に委ねていらっしゃいました。
愼也会長/
成功している経営者は、ある意味、皆ワンマンと言えるのではないでしょうか。 経営者にはカリスマ性が重要であり、強さ、潔さも同時に必要。しかしその一方で、社員を心底信用して任せることも才能の一つとして持ち合わせていなければなりません。それが社員のモチベーションを上げることにもつながり、ひとり一人の力が、会社全体を動かす力へと変わるのです。我社はそんな企業を目指してきましたし、その姿勢を貫いてきたからこそ(株)宮崎の今があるのだと感じています。
 
 
 
慎吾社長/
“企業様はもちろん、ひとり一人のお客様を大切にすること。社員はクライアントに対しては決してNoと言ってはならない”が、設立当初から今日まで変わらず貫かれてきた我社の営業姿勢でもあります。たとえクライアントの提示が厳しい条件であったとしても、一蹴しない。“他社ができることは、我社にもできる”が会長の信条です。まずは社に持ち帰り、多くの意見や情報を募って解決策や可能性を導き出していくこの姿勢は今後も我が社のDNAとして受け継いでいく所存です。
 
愼也会長/
地球環境を守るために、これからも適正に再生していくこと。さらに一見困難かと思われるものでも再生可能な手段を模索していくことは、リサイクル業を行う我々の使命だと考えています。リサイクル技術の発展は日進月歩のため、これまで再生できなかったものも、近い将来リサイクルできる日が来ることもあります。リサイクルの可能性は無限に広がっていることを信じ、クライアントの要望に
 
お応えできるよう、常に最新の情報をグループ全体で共有していくことが重要と言えるでしょう。いま我社は成熟期に入っており、設立以来共に歩んできたブレーンが卒業し、新生㈱宮崎への体制づくりがスタートしています。今後は社長がどんな人材を起用して育てていくかが課題と言えるのかもしれません。 
慎吾社長/
いわゆる現代は指示待ちの人が多いと言われますが、仕事の取り組み方として受け身ではなく、積極的に提案と行動ができる人材を育成し、つねに挑戦していくパワーに溢れた能動的な企業を目指していきたいと思います。 また今後は時代のニーズと照らし合わせながら、これまでとは異なる経営の感覚が求められるでしょう。たとえば会長の時代の古紙市場は国内が中心でしたが、人口は減り、企業数も減少する現代では、どうしても視野を海外マーケットへと広げていかねばなりません。アジアを中心にしたグローバルな市場拡大に備え、いかに対応していくかを考える時期に来ていると思います。
愼也会長/
不要な物をいかに再生するかが、リサイクル事業の原点。そして排出側の責任も厳しく問われる現代は、信頼して任せられる確実なリサイクルシステムが求められています。信頼されるリサイクルシステム構築のために、確固たる方針をトップが打ち出し、社員が一丸となって進むことが重要と言えるでしょう。 ㈱宮崎の精神と姿勢はそのままに、時代に合わせた経営スタイルで、リサイクル業界に新風を吹かせる企業であることを切に願います。これからも奇をてらわず王道で、されど独創的な発想で永遠に前進していく㈱宮崎に、ご期待いただければ幸いです。